そして、社員たる皆さんはおそらく、
その利益を最大化するという暗黙の期待値を、会社から与えられています。
こんにちは。株式会社ライデンの井上です。
今日のこの記事は、ライデンに仕事を依頼してみたい企業のみなさんに向けて書いています。
普段仕事をしている中で、いろいろなビジネスパートナーから見積をもらって
「高いなぁ」「ちょうど良いじゃん」「安っ!」色々な感想があると思いますが、何を基準にそのような印象をお持ちでしょうか。
ずばり今回は皆さんに考えていただきたい「投資とリターン」について書いていきます。
では早速。
そして、社員たる皆さんはおそらく、
その利益を最大化するという暗黙の期待値を、会社から与えられています。
実際、「我が社の利益を最大化せよ!」って明言する会社って、実はそんなにない気もするんですが、本質的には利益のために、雇用が生まれています。
バックオフィス部門だろうがCSR要員だろうが何だろうが、土台には利益の最大化、という大きな大きな意志があります。だから利益の向上に全く繋がらない、擦りもしないことは普通やりません。企業の社会的責任、とか言いますがそれを果たさないとダメージを受けたり、市場から退場しなければならなくなるのでやるわけで、これは悪とか偽善とかそういうことではなくて、企業体の本能といえるかもしれません。
脱線しましたが、企業の目的は利益の最大化。そのために皆さんは会社の一員となっている。
としたときに、
自社の課題解決ソリューションや資材を調達する際、「高っ!」「ちょうどいい」「安っ!」という感覚は何に因っているのでしょうか。
・他社の価格に比較して
・与えられた予算に対して
という場合がほとんどだと思います。
僕はファッションが好きなので、欲しいなと思った服がセールで安くなってたりすると、買っちゃいます。陸上競技やってるので、陸上用品なんかもそうです。買った、嬉しい。これは消費ですね。
一方、毎日体がエネルギーで満ち溢れて元気で笑顔でアハハハと笑えるように、アミノ酸、EAA、プロテイン、BCAAサプリを常備しています。
あるいは、会社のスタッフを連れて美味しいものを食べに行く。人材を採用して教育する。
僕や彼らが優秀で元気だと、会社も元気だし、仕事のパフォーマンスも高くなるし、それが会社の成長に直結します。
僕も経営者としてそのためにお金を使っているので、これは投資です。
そう、会社がお金を使う場合は全て、個人の欲を満たすための消費ではなくて、会社の利益につなげるための投資です。
だから、1000万の見積と2000万の見積があるときに、どっちの方が、より大きなリターンを生むのか、という視点で判断していただくことが必要なんだと思います(もちろん、予算というキャップは存在するんですが)。
だから我々のようなビジネスパートナーは、自分たちの見積(=投資額)に対するリターンを示した方が良い。例えばDXが流行っているのは、DXを通じてこれだけの作業が自動化されるので、人件費がこれだけ削減できますとか、そういうことを視覚化しやすいからだと思います。
ただ、ただですね。それはそうなんですが、普通はどんな株式投資も投資信託も、リターンを確約することはできないですよね。マーケッターも、これをやれば幾ら売れる、ということを確約できないように、ブランディングも同じことが言えます。特にブランドっていうのは消費者の心の中にあるものなので、なかなかリターンを数値化しずらい。
だから僕は、リターンを確約できない代わりに、価値をお伝えするようにしています。
そして、クライアント企業の皆さんも、その価値を見定められた方が良いと思います。
なぜか。
価値に見合わない投資を求められている場合もあるからです。
どういうことかというと、大きな企業であれば、人件費も高いしファシリティコストも高いし人員も豊富で福利厚生だってしっかりしていますが、それらが価格に転嫁されるので当然価格は高くなります。
当たり前のことですが、それらは相手企業の都合であって、直接的な価値とはあまり関係ありません。いま挙げたのは一例ですが、そんなに難しい知識は必要なくて、
このコミュニケーションデザインは、どういうロジックで自社にとってどう作用するのか?
このコピー表現やデザイン表現、映像表現やユーザー体験は、目的に対してどう作用するのか?
こういったことを議論して、目的に対する投資として高いか安いかちょうどいいか、をご判断いただければいいのかなと思っています。
ちなみにヌルいクリエイターは、クリエイターを名乗っていてもこのへんを説明できません。
我々ライデンも、大事な予算を預かる者として、皆さんに提示する投資額とその価値を、きちんと説明して強い絆を結んでいきたいなと思っています。
「エンドユーザーとのエンゲージメントを⾼めたい」「コミュニケーションに⼀貫性を持たせたい」、
「⾼品質なビジュアルデザインを求めている」など、御社の課題をぜひご相談ください。
御社のブランドパートナーとしてご縁が繋がることを、私たちも楽しみにしています。